2021年11月9日のクイズ
こんばんは。クイズ作家の田中健一です。
先日、『クイズ思考の解体』を上梓した伊沢拓司くん。
最近、さまざまな媒体でインタビューに答えたり、
対談したりしているのを目にします。
話の内容が多彩で、どれも楽しく読ませてもらっていますが、
今日読んだこれは、特に琴線に触れる内容でした。
“東大卒知識モンスター”伊沢拓司がたどり着いた
「クイズ的な知への肯定感」(日販通信)
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/139593/
研ぎ澄まされた言葉で、起承転結の整った綺麗な文章です。
そして、タイトルにもなった「クイズ的な知への肯定感」は
とても素敵な言葉だと思います。
『クイズ思考の解体』で私が好きな惹句ベスト3は、
・「マジックからロジックへ」
・「ホスピタリティ」
・「クイズをクイズのままに」
ですが、これもどこかに入れてほしかったな。
>根本的な作法さえ見誤らなければ、「浅い」知識にも
>きっかけとしての価値を見出しうるだろう。
この一節もいいですね。
クイズの道を究めようと幅広い知識を追い求めていくと、
ひとつひとつの知識が浅くなってしまうことは
残念ながら不可避と言えます。
でも、それでええやんと思っています。
クイズはそういう遊びなんやから。
特に、クイズ作家としての立場で言えば、
重視しているのは深さより広さです。
もちろん、両方兼ね備えているのがベストですが、
そんなスーパーマンにはなれないので。
ここからは自分語りになってしまいますが、
私が問題集に掲載したクイズがきっかけとなって
「○○へ行きました」「○○を読みました」「○○を食べました」など、
うれしいメッセージが届くことがあります。
「目の手術(ICL)をしました」には、さすがに驚きましたが。(笑)
これからも、クイズ作家として提供していく“知”の集合体が、
そんな“きっかけ”の宝庫になればいいなと思います。
(『Chet Baker Sings』を聴きながら)
それでは、今日の問題です。
★問題★
【1】11月9日、同じくパキスタン出身のアッセル・マリク氏とイギリスで結婚したことを発表した、2014年にノーベル平和賞を受賞した人権活動家は誰?
【2】11月9日、約100年ぶりに一般公開された「無名戦士の墓」がある、アメリカのバージニア州にある国立墓地は何?
【3】11月9日、心不全のため99歳で亡くなった、小説『夏の終り』や『源氏物語』の現代語訳でも知られる、51歳だった1973年に岩手県の中尊寺で得度した作家・僧侶は誰?
【4】11月9日、ギャル雑誌『egg』が発表した「egg流行語大賞2021」で1位となった、「いっぱいいっぱいな様子」などを指す言葉は何?
【5】11月9日、アメリカ航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官が、当初予定していた2024年から延期することを発表した、宇宙飛行士を月面に再び送り込む計画は何?
【6】11月9日、いい夫婦の日(11月22日)に先立って行われた「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021」の表彰式に出席した、結婚35年目の芸能人夫婦は誰と誰?
先日、『クイズ思考の解体』を上梓した伊沢拓司くん。
最近、さまざまな媒体でインタビューに答えたり、
対談したりしているのを目にします。
話の内容が多彩で、どれも楽しく読ませてもらっていますが、
今日読んだこれは、特に琴線に触れる内容でした。
“東大卒知識モンスター”伊沢拓司がたどり着いた
「クイズ的な知への肯定感」(日販通信)
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/139593/
研ぎ澄まされた言葉で、起承転結の整った綺麗な文章です。
そして、タイトルにもなった「クイズ的な知への肯定感」は
とても素敵な言葉だと思います。
『クイズ思考の解体』で私が好きな惹句ベスト3は、
・「マジックからロジックへ」
・「ホスピタリティ」
・「クイズをクイズのままに」
ですが、これもどこかに入れてほしかったな。
>根本的な作法さえ見誤らなければ、「浅い」知識にも
>きっかけとしての価値を見出しうるだろう。
この一節もいいですね。
クイズの道を究めようと幅広い知識を追い求めていくと、
ひとつひとつの知識が浅くなってしまうことは
残念ながら不可避と言えます。
でも、それでええやんと思っています。
クイズはそういう遊びなんやから。
特に、クイズ作家としての立場で言えば、
重視しているのは深さより広さです。
もちろん、両方兼ね備えているのがベストですが、
そんなスーパーマンにはなれないので。
ここからは自分語りになってしまいますが、
私が問題集に掲載したクイズがきっかけとなって
「○○へ行きました」「○○を読みました」「○○を食べました」など、
うれしいメッセージが届くことがあります。
「目の手術(ICL)をしました」には、さすがに驚きましたが。(笑)
これからも、クイズ作家として提供していく“知”の集合体が、
そんな“きっかけ”の宝庫になればいいなと思います。
(『Chet Baker Sings』を聴きながら)
それでは、今日の問題です。
★問題★
【1】11月9日、同じくパキスタン出身のアッセル・マリク氏とイギリスで結婚したことを発表した、2014年にノーベル平和賞を受賞した人権活動家は誰?
【2】11月9日、約100年ぶりに一般公開された「無名戦士の墓」がある、アメリカのバージニア州にある国立墓地は何?
【3】11月9日、心不全のため99歳で亡くなった、小説『夏の終り』や『源氏物語』の現代語訳でも知られる、51歳だった1973年に岩手県の中尊寺で得度した作家・僧侶は誰?
【4】11月9日、ギャル雑誌『egg』が発表した「egg流行語大賞2021」で1位となった、「いっぱいいっぱいな様子」などを指す言葉は何?
【5】11月9日、アメリカ航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官が、当初予定していた2024年から延期することを発表した、宇宙飛行士を月面に再び送り込む計画は何?
【6】11月9日、いい夫婦の日(11月22日)に先立って行われた「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2021」の表彰式に出席した、結婚35年目の芸能人夫婦は誰と誰?