2019年4月29日のクイズ
こんばんは。クイズ作家の田中健一です。
「第19回勝抜杯」、個々の問題には触れず、
ざっと結果だけ振り返ります。
【予選(筆記)】
問題はブログで公開されています。
興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
http://katinuke19.blog.jp/archives/16729958.html
これから解いてみる方もいると思いますので、
具体的な振り返りは後日にします。
間違えた9問の原因を分析すると、
・知らなかった 3問
・思い出せなかった 5問
・問題文の読み違い 1問
……でした。
毎回あるケアレスミスだけは撲滅したくて、
「問題文は最後まで読む!」と固く誓ったのに、
またやってしまいました。
でも、出題者との勝負においては、
「40点取れれば勝ち」と考えているので、
今回の成績は合格点だと思います。

【2回戦(7○3×)】
同じ組に、なぜかTQCの後輩が続々と。
上野裕之、関口仁、鈴木淳之介というメンバーに苦笑。
5人目も後輩になる可能性がありましたが、
さすがに敬遠されたのか、最後は鷹羽寛さんに。
明らかに年長者有利のこの大会で、
若手が淳之介くん一人というバランスは嫌でしたが、
結果的にはまずまず順調な1抜けでした。
「トロント……エクスポズ」というひどい誤答に、
(※ブルージェイズでもエクスポズでもなく、正解はマリナーズ)
隣の上野から「まとめて3つくらい間違ってますよ」と突っ込まれるも、
メンタルを崩されずに突っ走って1抜けをゲットしました。

【3回戦(1対1)】
いつも頭を悩ませる対戦相手の選択。
今回は、手の内がわかっている、まだ勝抜杯に慣れていない
などの理由で同じサークルの鈴木正基さんと対戦することに。
結果的になんとか勝利を収めましたが、
終始ぐだぐだでしたね……。
贅沢な悩みかもしれませんが、
もっとキリっと勝ちたいものですねえ。

【準決勝(3points ahead)】
ここは100問以上の長丁場もありえますが、
敗者復活戦が長引いて時間が押していたので、
秒速で決めようと思っていました。
……ウソです。(笑)
松本裕輔くんが10問中4問正解という
めちゃくちゃなペースで1抜けをした後、
鈴木淳之介くん、徳久倫康くんという2人の強豪が
誤答で休んでいる隙をつき、まさかの18問決着。
舞台上でおっさん同士が熱く抱擁するという、
珍しい光景をお見せして失礼しました。(照)

【決勝(round trip quiz)】
松本裕輔くん、中野亨さんという、
同じサークルに所属したことはないものの、
普段から親しくしている2人と対戦することに。
ここでは戦略と言えるものはほとんどなく、
ただ誤答だけは最小限にしようと思いました。
相手2人はわりと前掛かりで押してきて、
前半だけで7問の誤答を重ねることに。
つまり6問正解で折り返しの13pに先着。
後半は相手2人の誤答が減りましたが、
逆に私が攻める展開で、まず中野さんが失格。
残った相手が時事と政治に強い松本くんだったので、
最後の1問はこの大会で最も尖った押しをしました。

【総括】
今回は出場者が過去最高の273名というだけでなく、
トップレベルの大学生も多数エントリーしていたので、
当然のことながら厳しい戦いになると思っていました。
ただ、元々問題との相性が抜群に良いだけでなく、
筆記も早押しも問題の巡り合わせに恵まれ、
会心の正解もちらほらあって、
うまく波に乗れたような気がします。
今回もたくさんの方と対策問題の交換をしました。
的中はほとんどなかったと思いますが、
他の方の問題にヒントを得て、さらに深く調べてみたり、
間違えた問題の周辺事項を強化したりしたことが、
じわじわと効いていたような気がします。
問題交換をしていただいた皆様、
ありがとうございました!
それから、過去問の「みんはや」にも積極的に挑戦しました。
過去問なので覚えても意味がないわけですが、
勝抜杯のテイストを脳に染み込ませるためには
とても役に立ったと思います。
たくさんの方からフレンド申請をいただきましたが、
普段はまったくやっていないので放置しています。
ごめんなさい。

終了後に松本裕輔くんと記念写真。
決勝前のインタビューで、「時事の第一人者」と
言ってもらえたのはうれしかったです!
ちなみに、Tシャツは「みんはや」のアイコンと
統一感のあるものにしてみました。

こちらは翌日に我が家でクイズをした時に
いただいたお土産です。
みんなで食べるつもりだったのに忘れていました。
ありがとうございました!
全然「ざっと」じゃなかったですね~。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
問題については改めて振り返ります!
それでは、今日の問題です。
★問題★
【1】4月29日、講談師の神田松之丞が、来年2月の真打ち昇進と同時に六代目を襲名することを発表した名跡は何?
【2】4月29日、51歳で亡くなった、1991年の映画『ボーイズン・ザ・フッド』で、史上最年少で、アフリカ系として初めてアカデミー監督賞にノミネートされたアメリカの映画監督は誰?
【3】4月29日、体重無差別で争う柔道の全日本選手権・決勝で加藤博剛を破って初優勝を果たした、アメリカ人の父と日本人の母を持つ選手は誰?
【4】4月29日、腎不全のため59歳で亡くなった、アニメ化や実写映画化もされた『孔雀王』などの作品で知られる漫画家は誰?
【5】4月29日、日本中央競馬会(JRA)史上34人目、外国出身の騎手としては初の通算1000勝を達成した騎手は誰?

【1】神田伯山(かんだ・はくざん)
【2】ジョン・シングルトン
【3】ウルフ・アロン
【4】荻野真(おぎの・まこと)
【5】クリストフ・ルメール

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「第19回勝抜杯」、個々の問題には触れず、
ざっと結果だけ振り返ります。
【予選(筆記)】
問題はブログで公開されています。
興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
http://katinuke19.blog.jp/archives/16729958.html
これから解いてみる方もいると思いますので、
具体的な振り返りは後日にします。
間違えた9問の原因を分析すると、
・知らなかった 3問
・思い出せなかった 5問
・問題文の読み違い 1問
……でした。
毎回あるケアレスミスだけは撲滅したくて、
「問題文は最後まで読む!」と固く誓ったのに、
またやってしまいました。
でも、出題者との勝負においては、
「40点取れれば勝ち」と考えているので、
今回の成績は合格点だと思います。

【2回戦(7○3×)】
同じ組に、なぜかTQCの後輩が続々と。
上野裕之、関口仁、鈴木淳之介というメンバーに苦笑。
5人目も後輩になる可能性がありましたが、
さすがに敬遠されたのか、最後は鷹羽寛さんに。
明らかに年長者有利のこの大会で、
若手が淳之介くん一人というバランスは嫌でしたが、
結果的にはまずまず順調な1抜けでした。
「トロント……エクスポズ」というひどい誤答に、
(※ブルージェイズでもエクスポズでもなく、正解はマリナーズ)
隣の上野から「まとめて3つくらい間違ってますよ」と突っ込まれるも、
メンタルを崩されずに突っ走って1抜けをゲットしました。

【3回戦(1対1)】
いつも頭を悩ませる対戦相手の選択。
今回は、手の内がわかっている、まだ勝抜杯に慣れていない
などの理由で同じサークルの鈴木正基さんと対戦することに。
結果的になんとか勝利を収めましたが、
終始ぐだぐだでしたね……。
贅沢な悩みかもしれませんが、
もっとキリっと勝ちたいものですねえ。

【準決勝(3points ahead)】
ここは100問以上の長丁場もありえますが、
敗者復活戦が長引いて時間が押していたので、
秒速で決めようと思っていました。
……ウソです。(笑)
松本裕輔くんが10問中4問正解という
めちゃくちゃなペースで1抜けをした後、
鈴木淳之介くん、徳久倫康くんという2人の強豪が
誤答で休んでいる隙をつき、まさかの18問決着。
舞台上でおっさん同士が熱く抱擁するという、
珍しい光景をお見せして失礼しました。(照)

【決勝(round trip quiz)】
松本裕輔くん、中野亨さんという、
同じサークルに所属したことはないものの、
普段から親しくしている2人と対戦することに。
ここでは戦略と言えるものはほとんどなく、
ただ誤答だけは最小限にしようと思いました。
相手2人はわりと前掛かりで押してきて、
前半だけで7問の誤答を重ねることに。
つまり6問正解で折り返しの13pに先着。
後半は相手2人の誤答が減りましたが、
逆に私が攻める展開で、まず中野さんが失格。
残った相手が時事と政治に強い松本くんだったので、
最後の1問はこの大会で最も尖った押しをしました。


【総括】
今回は出場者が過去最高の273名というだけでなく、
トップレベルの大学生も多数エントリーしていたので、
当然のことながら厳しい戦いになると思っていました。
ただ、元々問題との相性が抜群に良いだけでなく、
筆記も早押しも問題の巡り合わせに恵まれ、
会心の正解もちらほらあって、
うまく波に乗れたような気がします。
今回もたくさんの方と対策問題の交換をしました。
的中はほとんどなかったと思いますが、
他の方の問題にヒントを得て、さらに深く調べてみたり、
間違えた問題の周辺事項を強化したりしたことが、
じわじわと効いていたような気がします。
問題交換をしていただいた皆様、
ありがとうございました!
それから、過去問の「みんはや」にも積極的に挑戦しました。
過去問なので覚えても意味がないわけですが、
勝抜杯のテイストを脳に染み込ませるためには
とても役に立ったと思います。
たくさんの方からフレンド申請をいただきましたが、
普段はまったくやっていないので放置しています。
ごめんなさい。

終了後に松本裕輔くんと記念写真。
決勝前のインタビューで、「時事の第一人者」と
言ってもらえたのはうれしかったです!
ちなみに、Tシャツは「みんはや」のアイコンと
統一感のあるものにしてみました。

こちらは翌日に我が家でクイズをした時に
いただいたお土産です。
みんなで食べるつもりだったのに忘れていました。
ありがとうございました!
全然「ざっと」じゃなかったですね~。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
問題については改めて振り返ります!
それでは、今日の問題です。
★問題★
【1】4月29日、講談師の神田松之丞が、来年2月の真打ち昇進と同時に六代目を襲名することを発表した名跡は何?
【2】4月29日、51歳で亡くなった、1991年の映画『ボーイズン・ザ・フッド』で、史上最年少で、アフリカ系として初めてアカデミー監督賞にノミネートされたアメリカの映画監督は誰?
【3】4月29日、体重無差別で争う柔道の全日本選手権・決勝で加藤博剛を破って初優勝を果たした、アメリカ人の父と日本人の母を持つ選手は誰?
【4】4月29日、腎不全のため59歳で亡くなった、アニメ化や実写映画化もされた『孔雀王』などの作品で知られる漫画家は誰?
【5】4月29日、日本中央競馬会(JRA)史上34人目、外国出身の騎手としては初の通算1000勝を達成した騎手は誰?
【1】神田伯山(かんだ・はくざん)
【2】ジョン・シングルトン
【3】ウルフ・アロン
【4】荻野真(おぎの・まこと)
【5】クリストフ・ルメール

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